2018年3月31日土曜日

[観戦記]2018 J1 第5節 サガン鳥栖 vs 名古屋グランパスエイト

日本代表ウィークで不甲斐無い試合を2試合見せられてヤキモキさせられましたがようやくJのある週末が再び帰ってきました。春休み働いた分の給料がまだ入ってきてないのでお財布が悲鳴を上げています。名古屋戦も来るのがなかなか難しく破綻寸前でしたがなんとか来れました。。。

今回のマッチはJ1リーグの第5節、我らがサガン鳥栖がホームでJ2から即復帰してきた名古屋グランパスエイトを迎え討ちます。試合前の事前情報では鳥栖側には主だった負傷者はおらず、名古屋は玉田が負傷していることぐらいでした。ランゲラックも負傷で出場が危ぶまれましたが代表中断期間で治してきたようでした。

3月ですがキックオフは19:00ということでゆっくり出立。

恥ずかしながら名古屋の試合を見るのはどこにおいても初めてとなります。去年にレべスタで見れるチャンスがあったのですが機会を逃してしまいました。勿論、鳥栖駅にグランパスのフラッグが掛けられているのも初めてです。


いや~春も深まり桜はもう散り始めています。
空気も福岡市中心部とは違い澄んでいて絶好のサッカー観戦日和でした。

席も決まり(協力して頂いた方感謝です!!)、取り敢えず鳥栖サポの食糧庫ことフレスポへ。
ベアスタでもスタグル食べてみたいんですが時間も無く、財政も厳しく必然的にスーパーになってしまいます。いつもどおり5個入りのクリームパン、2ℓの水を購入。
この日はここから。

またルーティーンの1つとしてコンコース散歩へ。


名古屋のチームカラー良いですよね。自分が使っているノースフェイスのバックパックの色と全く同じでこの日はベアスタでいつ後ろから名古屋サポと勘違いされて刺されるか…そんなことはありませんでしたが。

田川くん。安在さん。アップ中。
田川くんベンチスタートが増えましたが正直なところ全然落ち込む要素は無いと思ってます。ジョーカーのピースとしてなら最大限威力を発揮できる能力ですし。もし自分がDFで後半20分頃に韋駄天入れられたら発狂しますからね笑

スタメン発表。
注目の2人。やっぱり存在感があるジョー、可愛い面してえげつないテクニックを持つガブリエル・シャビエル。余談なんですがガブリエル・シャビエルってなぜかフルネームで呼びたくなります笑


いや~カッコいいですね。

ということで相手チームチャント紹介!!(あたかもお馴染みコーナーのように)

・It's Time for NAGOYA
名古屋 名古屋 アレアレ 闘う時が来た 名古屋 名古屋 アレアレ
魅せてやろうぜ今 オーオオオオ さあ皆歌え俺たちの声で 
オーオオオオ さあ皆 歌え名古屋を動かせ

・風
名古屋ー 俺らの風を起こそう その風に乗ってどこまでも行こう
**昨年のJ2昇格プレーオフで勝利後社長さんが歌って豊スタに響いている動画は鳥肌ものでした。この日も一番よく聞こえたチャントの1つかと思います。

・Despacito
オー 全力で挑め名古屋 世界の頂へ さあ 壁を越え行こう名古屋 楽しもうこの時を
アレオー(アレアレアレアレオー×3) ×2
**多分ですが今年からできた新チャントですかね?? 始め聞いた時は聞き辛いチャントでしたが字余り気味のアレオーが意外と癖になる。きっちり合わせていくタイプとは違ってリズムを敢えてずらしてみるのも良いですね。というかここ最近の新チャントでは2番目に好きです。

・この声を力に
この声を力に 前向き闘え さあ行こうぜ名古屋 俺らとともに
ララーラー ラーラー ラララララ×4

他にもラ・マルセイエーズなども書き出してみたかったのですがなんせ長い。残念、断念。
この日は特に風が良く聞こえてきましたね。カッコいい。名古屋はセンスの塊だと思ってます。
試合開始。
ドンゴンの視線はゴールに飢えるモンスターそのもの(そんなことない)。

序盤は予想通り名古屋が攻めてましたが鳥栖が徐々に殴る展開。
上手くジョーとガブリエルシャビエルにボールを持たせず耐えていたのですがシャビエルに持たれたところで高秀先生が倒してしまいPK献上。
ブラジル15億円の男が蹴ります。

そのPKは権田が気合いで止めるもその流れからシャビエルがエロテクで最終ラインをぶち抜いて決められてしまいました。ぬか喜び。最近前半20分以前の立ち上がりの失点が多いですね… ドンゴンさんのループはポスト




後半になりまあまあの試合が繰り広げられますがなかなかゴールに繋がらずヤキモキしていました。そこに追い打ちをかけるようにミンヒョクが足をもつれさせてしまいクリアできずシャビエルが再び決めて0-2。いや~心が折れます。シャビエルがもう半端ない。あれで11人のうちの1人としてプレーするのは卑怯です。3人分ぐらいコスト使わないと…

ミッチェル・ランゲラック。良いGKですね。カッコいい。

FKから秀人さんが頭でねじ込んでついに反撃開始。
名古屋のアウェーユニフォームカッコいいですね。
赤ラインが入っているのもカッコいいです。2016年の鳥栖のホームユニを思い出しました。

フラフラでスタミナが切れかかっている名古屋をひたすら殴る鳥栖。
両SB、特に左サイドからの圧力を高めイバルボはボールを保持するたびに名古屋ディフェンス陣を千切っては投げ、千切っては投げ。ほとんど喧嘩にしか見えないマッチアップもありました笑
秀人さんの反撃の狼煙から数分後、エリア内でのハイボールを小野@そういう男になりたいなさんが逸らしてランゲラックの前へ、そこにただ一人イバルボだけが動き出しておりアウトサイドで流し込んで2-2!!素晴らしい!!朝日山の恩恵をここぞとばかりに受ける鳥栖に対して名古屋は受け身で耐える。

アディショナルタイム5分が宣告されトスタイムの幕開け。
2分過ぎにイバルボと田川亨介が2人で抜け出してスライディングしながらも田川君フィニッシュ!!ランゲラックの体がゆっくりと地面に落ちていき完成轟くベアスタ劇場。3-2!! ああああああああああ!!











これだから鳥栖はやめられない。

・Ici C'est Tosu!!(ここが鳥栖だ!!)

最強の要塞ベアスタでなかなか勝てなかった鳥栖ですがホーム公式戦でようやく初勝利を挙げることが出来ました。0-2からイ・ダレオ、熱い歌声で。これは起きるべくして起きた劇場でした。ここから水曜開催のホームゲームが増えていきますが最低でも1万2000人は欲しいところですね。またフロントの手腕が問われる4月となりそうです。個人的に楽しみだった川崎戦が水曜日開催なのは残念。



○Match Report
2018 明治安田生命 J1リーグ 第5節 (2017/03/31 19:00KO)
開催地:ベストアメニティスタジアム
サガン鳥栖 3-2 名古屋グランパスエイト
前半14分 ガブリエル・シャビエル(名古屋グランパス/シーズン3点目)
後半24分 ガブリエル・シャビエル(名古屋グランパス/シーズン4点目)
後半29分 高橋秀人(サガン鳥栖/シーズン2点目)
後半32分 ビクトルイバルボ(サガン鳥栖/シーズン2点目)
後半45+3分 田川亨介(サガン鳥栖/シーズン2点目)


(J League公式チャンネルから引用)

○観戦費用 観戦席:ホームサポーター席2F立見 1000円
 交通費:JR 1480円

2018年3月18日日曜日

[観戦記]2018 J2リーグ 第4節 アビスパ福岡 vs ヴァンフォーレ甲府

受験が終わり時系列で見ればトラスタ(長崎)、ベアスタ(鳥栖)と来まして次に行くスタジアムは最寄りスタジアムと呼んでいますアビスパ福岡が本拠地としているレベルファイブスタジアム、通称レべスタです。昨年末から改修プロジェクトが行われまして座席も綺麗になり、見栄えとしてはバックスタンドにはFUKUOKAの文字が輝いています。ということで昨シーズンの4月ぶりのレべスタへ。

今回の組み合わせはアビスパ福岡に対しヴァンフォーレ甲府。互いにJ1の経験もありJ2では頭一つ抜けたチームという位置づけだと考えています。アビスパ福岡は2勝1分でスタートダッシュに成功しましたがヴァンフォーレ甲府は2分1敗と躓いたもののA大宮、H東京V、A町田と上位陣にまとめて当たり、ルヴァンもあったために厳しい日程という要素もあり落ち込む必要はないと思います。そんな両チームの対戦という事で楽しみに胸を躍らせながらレべスタへ。

自転車で3号線バイパスを駆け上り山の上のレべスタへ。直前にあるスタバは無視です。
ヴァンフォーレ甲府の綴りってVentforetなんですね。。Vanforeかと思ってました。読み辛い。。
改修伴いプロジェクトに新たに設置されたLEDスクリーン。これで両サイドスタンドには液晶スクリーンが設置されました。あの電光掲示板も味があって良かったんですがね…
遅めに来たのですが前から2列目をゲット。バックスタンドでは黄色い椅子でFUKUOKAと描かれています。また最前列は折り畳み式の長い背もたれの着いた椅子に変わっています。それでもやはり一番見やすいのは前から2列目ですかね。最前列は少し低いので…

試合前にはレべスタ周辺の少年サッカーチームが4つのコートで試合をしていました。
少年サッカーぐらいなら芝も荒れませんしチームへの憧れも生むでしょうし良い企画だと思います。とんでもないゴラッソも見れましたし楽しかったです。




審判団がゴールネットや芝のコンディションをチェックし終えると目の前で甲府のプレイヤーがアップを始めました。ボールは2018W杯で使われるテルスター18を使用しています。最後の写真に写るのは元アビスパ福岡の田中佑昌です。
ここでスタグルを。。
アビスパ福岡のスポンサーでもあるふくやの明太子唐揚げ(4個/300円)です。今まで福岡に住んでいながら全く明太子の食べれない自分が全然余裕で食べれるほどマッチしていて美味しかったです。次来るときは中津唐揚げと牛丼あたりを狙ってみようと思います。





スタジアムアンセムと共に選手入場。
ゴール裏の大量のゲーフラ群の中に「石津大介 俺も福大!」を見つけたときには吹きました。

円陣。甲府はやっぱりFC東京と似たホームユニの方が写真として生えますね。。
アウェーユニは色素が薄くて露光調節に苦労します。









前半はやや迫力に欠ける展開。
特筆すべき点といえば甲府の2人の外国人ジネイとリンスの圧倒的破壊力。押し込まれていてもカウンターで2人で突撃できますし少しタメを作れば堀米なども積極的にかかわってきます。22番のRB小出悠太の持ち上がりなど全体として縦に縦にという志向が見えて面白かったです。一方福岡はサイドの駒野、輪湖が攻撃に比重を置き一度裏を輪湖が取られてからは右サイドを頻繁に使い森本に放ってみたり、ボールを鈴木が散らしながら石津に通したりと去年よりバリエーションは豊かになったと思います。

スコアは動かずに後半へ折り返します。





後半5分。ジネイが競り合って潰れエリア内でこぼれた球をクリアできず素早く反応したジネイが決めて1-0。とにかくジネイの反応の速さ。驚きました(^^;) 一人だけ早送りのように見えますもん笑


前がかりになりながらもなかなか点が奪えないアビスパは堤に変えてトゥーリオ・デ・メロを投入。
シャペコエンセからやって来た大型CFですね。







なかなかトゥーリオが絡めずに時間が進み90分手前。
右サイドを駆け上がった小出が低いクロスを入れそこにドンピシャで合わせたのがお馴染み仕上げのリンス。この試合あまり甲府の選手に知識が無いものでリンスばかりを目で追っていましたが前線から献身的に守備にスイッチを入れ、カウンターではジネイを活かしながら自分も使い、いい選手ですね。




そこからアディショナルタイム4分の間もアビスパは点が取れず0-2で試合終了。
初黒星を喫し、ホームで甲府に初勝利を献上してしまいました。









試合の感想をいくばくか。
・やはりウォンドゥジェの負傷交代が試合のバランスを崩したか。アビスパは山瀬を入れましたが守備の機能性が失われ止めるところで止めれず守備に時間を割くことに。
・リンス、ジネイが有効。
・松田力の決定力。サイドアタッカーとは思いませんがそれでも中央で受けたボール、あそこは決めてほしかった。2トップの一角を任せてみれば見違えるように変わると思いますが戦術上厳しいと。石津よりはせめて高い位置で動きたい。
・仕上げのリンスが決まった時に後ろのちびっこが「仕上げられた…」って言った時の周りの空気が自分には耐えられませんでした。
・コカコーラの自販機が無くなったのが何より辛い
 
〇Macth Report
2018 明治安田生命 J2リーグ 第4節 (2017/03/17 14:00KO)
開催地:レベルファイブスタジアム
アビスパ福岡 0-2 ヴァンフォーレ甲府
後半5分 ジネイ(ヴァンフォーレ甲府)
後半44分 リンス(ヴァンフォーレ甲府)


○観戦費用 観戦席:バックスタンド自由席 1250円
スタグル:明太子唐揚げ 300円