2017年11月20日月曜日

[観戦記]2017 J1リーグ 第32節 サガン鳥栖 vs FC東京

一応、高校3年生という事で大学進学を目指すのでセンター試験に向けて"受験生"として生活する中、2点差を引っ繰り返された7月の川崎フロンターレ戦が今シーズンのラストゲームになるのは流石に宜しくないので11月のサガン鳥栖創立20周年記念マッチと銘打たれたJ1リーグ戦第32節vs.FC東京戦を観戦することに急遽決めました。ユニ配布試合のときは大体高額シートに次いで2Fゴール裏が売れるのですが今回はそんな感じではなく無事チケットをゲット。
 
当日はユニフォーム配布やイベントの関係、20周年記念グッズを買いたいという欲目もありいつもより早く行動開始。昼の中途半端な時間帯の開催は食事が微妙になるので勘弁して欲しいです。13:00KOか19:00KOが理想なんですが…
 
JRで博多からベストアメニティスタジアム最寄りの鳥栖駅へ。快速で約30分。味気ない鹿児島本線で都会(博多)→田舎(博多-鳥栖間)→小都会(鳥栖)というように車窓は移り変わる。そして人が未だ疎らな鳥栖駅に開場2時間前に到着。サガン鳥栖のサポーターなのでいつもの見るものだが今回はFC東京のフラッグとお出迎え。


 
パッと見FC東京の旗に書いてある文字が瓦斯という事もありSOSIOに見えたがどうやら2012と書いてある模様です。2012年と言えば前年にサガン鳥栖が2位(FC東京が1位)で昇格を決めJ1の舞台で戦った年ですね。サガン鳥栖は5位でシーズンを終えて躍進を遂げました。あれからもう5年。
 
前日から雨予報で萎えていましたが予報に打ち克ってこの日はぐずつきながらも試合が終わるまでは雨が降ることはありませんでした。これがサガン鳥栖の本拠地であるベストアメニティスタジアム。駅からのアクセスも日本にあるスタジアムの中では抜群で丁度いいサイズという特徴もあります。傾斜も付いているので見やすいとも褒められる自慢のスタジアムです。

開場時間が早められたことで時間が空いたのでコンコースを一周散歩することに。

FC東京側のゴール裏に掲げられていた応援幕。
平川は平川怜というまだ若干17歳の将来が期待される選手です。この試合でJ1実戦デビューを果たしてJリーグの歴史に刻まれることとなりました。その横は梶山陽平、正GKの大久保択生。

サガン鳥栖側ゴール裏の戦闘態勢。色鮮やかなゲーフラ、パイフラなどサポーターが手心込めて応援の道具を作っています。ちなみにですがサガン鳥栖のサポーターのことはサガンティーノと呼ばれています。自分も勿論サガンティーノの1人。


はるばる僻地、九州の鳥栖にまで駆けつけてきた瓦斯サポーター。パッと見、バルセロナっぽい。ゴール裏応援団体のトップ格の植田朝日さんは残念ながら中島翔哉を見にポルトガルへ遠征されていたようで盛り上がりに欠けていたというのが率直な感想です。
 
それでも「東京こそ全て 俺達を熱くする 情熱をぶつけろ 優勝掴み取れ VAMO東京~」のチャントのようについ口ずさんでしまうセンスが良いチャント多かったです。

迷彩柄で見慣れないプレイヤー達。
Twitterでその後知ったが権田の黄色ユニフォームにも薄らと迷彩柄が入っていたそう。こだわりが深い… 正直鳥栖サポには迷彩柄は全く馴染みが無いんですが…

本音を言えば昨シーズン後に鳥栖を出た林彰洋と戦いたかった。
レギュラーの座をVファーレン長崎から来た大久保択生に奪われているみたいです。


 試合のワンシーン。ボールを巡って体を当ててフィジカルコンタクトで奪い合うのもサッカーの醍醐味ですが自分が好きなのはボールに関与していない時のプロ選手の動きを見る事。サッカーの専門用語で言うとオフ・ザ・ボールの動きですね。
 

 
試合終了後の勝利のバルーンを待ち望むサガンティーノ。いつもは明るい水色に染まるスタンドが迷彩柄、その他防寒具で暗い色に包まれてプレミアリーグのようでした。
直接FKを決めて先制点を取った#4原川力。
川崎フロンターレからのレンタル移籍なので来期も居てくれるかは不明瞭だが鳥栖には既に欠かせないピースです。今シーズンは3つFKでゴールを挙げています。言わば鳥栖の飛び道具です。
この試合大活躍だった#32ビクトルイバルボ。
ワールドカップで日本とコロンビア代表として戦ったこともある実績十分の頼れる外国人助っ人。迷彩柄がとても似合うがクラブカラーの水色の手袋もミスマッチしていた。本当に素晴らしい選手です。体を毎試合上手く使ってキープする姿は本当にわくわくします。





 
ざっくりと試合の感想を。
・順位で見れば下に沈んでいるものの何だかんだ言ってスカッドの構成要素が豪華なFC東京に苦戦すると思ったがあっさりと勝利。
・お金をあれだけ注ぎ込んでこの順位はフロント即刻解任ぐらいにならないのか
・金敏爀の最後のポカが無ければ最高のゲームだった
・20周年という記念に勝ち点3を奪えたのはとても素晴らしい!!
なんだかんだ今年も東京相手には1勝1分。得意苦手というより相手が…(ry 昨シーズンはアビスパにダブル喰らってたのでもしかしたら九州アレルギー持ちチームなのかもしれない。こじらせてくれれば鳥栖サポとしては嬉しいがまあお大事に(暗黒微笑)
○Match Report
2017 明治安田生命 J1リーグ 第32節 (2017/11/18 14:00KO)
開催地:ベストアメニティスタジアム
サガン鳥栖 2-1 FC東京
前半17分 原川力(サガン鳥栖/シーズン7得点目)
前半34分 福田晃斗(サガン鳥栖/シーズン4得点目)
後半45+4分 大久保嘉人(FC東京/シーズン8得点目)
 
○観戦費用
観戦席:ホームサポーター席2F立見 1500円(サガン鳥栖20周年記念ユニフォーム配布により500円割増)
交通費:JR 1480円